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第29話 金になる味

Penulis: 雨音休
last update Tanggal publikasi: 2026-05-05 06:19:22
:何これ、ダンスゲームあるの?

:初めて見る機能だな!

:そ、その機能、どうやって入手するんですか?

 空中に流れているコメントには疑問の声が多い。タオジの家にはドローンが入れなかったせいで、視聴者は入手方法を見ることができなかったようだ。

 ――情報ですねえ、命より高いことがありやすぜ。お客さぁん。

 道具屋の店員の言葉が思い出された。

 この情報、

 誰にも言ってはいけない。

 立体映像のお手本ダンスを見た後、ベルフラウは納得したようにコクコクと頷いた。トウマとウミに視線を配る。

「簡単そうね」

「いやいや! 今のを踊るんですか? できないですぅ」

 ウミが両手のひらを振っている。自信が無いようだ。

 トウマの方はと言うと、

(これは、お手本を何度も見る必要があるな。練習も必要だ)

 しかし15秒という短時間である。

 やってできない事は無いと思った。

 ベルフラウがお姫様ドレスを揺らして宣言する。

「あたし、やってみる!」

「師匠、さすがですぅ」

「行くわ!」

 ベルフラウが調理開始をタップする。軽やかな音楽がまた流れ出した。

 ベルフラウは両手両足を激しく動かし、腰を左右に大き
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